都会の喧騒を忘れ、しばし静寂の中で自分と対峙する。仕事があり普段の生活があるとそんな贅沢な時間は滅多にとれないだろう。しかし、もしそのような時間があるとすれば、どこに行けばいいのだろうか。東北自動車道の那須インターを降りて車で15分。二期倶楽部は国道17号から外れた小道を少し行くと現れる。周りにはほぼ何もない。
四季折々の顔を見せる木々が出迎えてくれる
正面玄関に到着すると、この施設のシンボルとも言えるであろう大型の暖炉が出迎えてくれる。42000坪の敷地にたった41室しかないスモールラグジュアリーホテルだ。
暖炉のバックにある那須の風景を眺めていると、非日常感を味わえるであろう。
二期倶楽部に宿泊するには、にき倶楽部1986(本館)
またはNIKI CLUB & SPA(東館)から選ぶ。
本館は、和のテイストを味わえる木目調のデザインで、足湯付き、テラス付きの部屋などそれぞれ趣向が異なる6室を提供している。
東館は、コンラン&パートナーズがデザインした現代的な内装。いわば「センスの良い友人の別荘に泊まりに来た」感覚だ。
2階にベッドを配置したメゾネットパビリオンや、
広々としたワンルームタイプのスタンダードパビリオンなど、シンプルで洗練された空間が心地良い。
五感を楽しむことがコンセプトの二期倶楽部だが、食事も楽しみのひとつである。本館にあるメインダイニング「ラ・ブリーズ」は創業の1986年以来、地産地消の食材を取り入れるオーベルジュの土壌を築き上げた風格のあるレストランだ。大きなガラス窓を導入し、那須の自然を眺めながら食事を取ることができる。贅沢なひとときだ。
一方、東館にあるNIKI CLUB &SPAのガーデンレストランは、ヘルシーなモダン・キュイジーヌがコンセプトだ。世界中から厳選して調達された食材と、毎朝採れたての無農薬野菜を提供している。日差しが降り注ぐ明るい雰囲気のレストランで、目にも美しい一品一品を堪能してもらいたい。
館内にはアロマテラピーサロン nikissimo(ニキッシモ)が併設されている。
植物療法という、植物に備わる自然治癒力により、心身の総合メンテナンスをすることができる。
ハーブを用いたフットセラピー、ハンドマッサージで行うトリートメントなど、身体の中からリフレッシュすることが出来るだろう。限られた時間だからこそ、大切な人と愉しむ大人の時間。2-3日の休暇を取って、二期倶楽部で過ごすことをお勧めしたい。
二期倶楽部
〒325-0303 栃木県那須郡那須町高久乙道下2301
TEL 0287-78-2215 FAX 0287-78-2218
【アクセス】
東北自動車道 那須インターより車で15分(約10km)
東北新幹線「那須塩原」駅より車で30分(約20km)
東北本線「黒磯」駅より車で20分(約15km)
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